【注意】下記は、私の受験時の考え方によるものであり、完全な解答ではないので、参考程度にしてもらえるとありがたいです。
解き方は、『知識(知ってるか知らないか)』『思考(基本的な考え方による判断)』『国語(文章からの判断)』の3種類で分けてみました。
問題
問34 対人援助職のセルフケアと自己点検において重要な感情労働について、不適切なものを1つ選べ。
① 感情労働は、第三の労働形態である。
② 感情労働は、A.Hochchildによって定義された概念である。
③ 感情労働とは、職業上、自己の感情をコントロールすることが要求される労働のことである。
④ 感情労働における深層演技とは、クライエントの感情を無意識的に自分の感情として感じることである。
⑤ 感情労働における表層演技は、自らの感情とは不一致でも他者に表出する感情を望ましいものにしようとすることである。
解くときの考え方
解き方:知識
公認心理師必携テキスト第2版に記載があります。
P43に記載があり、まだモチベーション高い時期の学習である可能性が高いので正解できた人も多いのではないでしょうか。
① 感情労働は、第三の労働形態である。
→〇
② 感情労働は、A.Hochchildによって定義された概念である。
→〇
③ 感情労働とは、職業上、自己の感情をコントロールすることが要求される労働のことである。
→〇
④ 感情労働における深層演技とは、クライエントの感情を無意識的に自分の感情として感じることである。
→「深層」と「無意識的に」というワードで引っかかりそうになりますが、表層演技に自分の感情も合わせようとすることが深層演技ですので、×。
⑤ 感情労働における表層演技は、自らの感情とは不一致でも他者に表出する感情を望ましいものにしようとすることである。
→〇
これも国語で解こうとすると引っかかって間違いそうな問題ですね。
あまり国語力に頼るのはいけません、という教訓にしましょう。
解答:④
<<参考>>
『公認心理師必携テキスト 改定第2版』
|
コメント