【第3回公認心理師試験】問93 物質関連障害【過去問】

第3回公認心理師試験

【注意】下記は、私の受験時の考え方によるものであり、完全な解答ではないので、参考程度にしてもらえるとありがたいです。

解き方は、『知識(知ってるか知らないか)』『思考(基本的な考え方による判断)』『国語(文章からの判断)』の3種類で分けてみました。

問題

問93 物質関連障害について、正しいものを1つ選べ。 

 ① 物質への渇望や強い欲求を身体依存という。
 ② 物質の使用を完全に中止した状態を離脱という。
 ③ 身体的に危険な状況にあっても物質の使用を反復することを中毒という。
 ④ 同じ効果を得るために、より多くの物質の摂取が必要になることを耐性という。
 ⑤ 物質の反復使用により出現した精神症状が、再使用によって初回よりも少量で出現するようになることを乱用という。

解くときの考え方

解き方:知識

薬の副作用などを学習していたら、解けたと思います。

〇身体依存
離脱などの身体症状が出てしまう依存状態。

〇離脱
服薬を急に中止したとに見られる不安、動悸、冷や汗等の症状。

〇中毒
摂取し過ぎて毒性の影響を受けてしまうこと。

〇耐性
薬などの効果が得にくくなる状態。

 ① 物質への渇望や強い欲求を身体依存という。
→精神依存のこと。×

 ② 物質の使用を完全に中止した状態を離脱という。
→離脱のことではない。(字面的には合ってそうに感じますね)×。

 ③ 身体的に危険な状況にあっても物質の使用を反復することを中毒という。
→依存のこと。(一般的な中毒という言葉の認識に合いそうな解答ですね)×。

 ④ 同じ効果を得るために、より多くの物質の摂取が必要になることを耐性という。
→〇

 ⑤ 物質の反復使用により出現した精神症状が、再使用によって初回よりも少量で出現するようになることを乱用という。
→フラッシュバックのこと。×

乱用、依存、中毒については、下記資料がわかりやすいかもしれません。

<<参考>>
薬物依存症を理解しましょう

解答:④

私が問題作るとしたらこういう問題作りそうだな~と思いながら解きました。

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