【第3回公認心理師試験】問39 H.Gardnerの多重知能理論【過去問】

第3回公認心理師試験

【注意】下記は、私の受験時の考え方によるものであり、完全な解答ではないので、参考程度にしてもらえるとありがたいです。

解き方は、『知識(知ってるか知らないか)』『思考(基本的な考え方による判断)』『国語(文章からの判断)』の3種類で分けてみました。

問題

問39 H.Gardnerが多重知能理論で指摘した知能に含まれるものとして、不適切なものを1つ選べ。 

 ① 空間的知能
 ② 言語的知能
 ③ 実用的知能
 ④ 対人的知能
 ⑤ 論理数学的知能

解くときの考え方

解き方:知識

この問題は私のしてきた学習には含まれてないワードだったので、手も足も出ませんでした・・・。

ブループリントの用語をしっかり学習している人は解けた問題でしょう。

発達に関連する分野なので、個人的にはしっかりと抑えておきたいところ。

いろいろ調べてみると、

H.Gardnerの多重知能については記載があるのですが、

どうやらこの多重知能には8つの知能があるらしいです。

音楽的知能
対人的知能
身体運動的知能
内省的知能
博物的知能
論理数学的知能
空間的知能
言語的知能

この8つの知能に含まれていない知能を回答から選びなさい、という問題ですね。

まったくわからなかったので、
5つを見比べて、レイヤーが違うように見える知能を選ぶくらいならできるかもしれません。

 ① 空間的知能
→イメージできる。

 ② 言語的知能
→イメージできる。

 ③ 実用的知能
→なんか抽象的。

 ④ 対人的知能
→イメージできる。

 ⑤ 論理数学的知能
→イメージできる。

⑤だけ、やたら具体的に感じてしまう人もいるかもしれませんので、この際H.Garderの8つの知能を理解していきましょう。

解答:③

復習

【復習】

ブループリント

大項目:12,発達

中項目:認知機能の発達及び感情・社会性の発達

小項目:知能指数、知能の構造(多重知能)

<<参考>>
こちらでは7つの知能として記載がありました。
多重知能理論からみた近年の教育改革批判

言語的知能
論理数学的知能
音楽的知能
身体運動的知能
空間的知能
対人的知能
個人内知能

前述のと比べると

内省的知能 → 個人内知能

となって、

博物的知能は含まれてないようですね。

論文内でも「途中で多少修正が加えられているが」との記述もありました。

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