【第3回公認心理師試験】問116 動機づけ面接の基本的スキル【過去問】

第3回公認心理師試験

【注意】下記は、私の受験時の考え方によるものであり、完全な解答ではないので、参考程度にしてもらえるとありがたいです。

解き方は、『知識(知ってるか知らないか)』『思考(基本的な考え方による判断)』『国語(文章からの判断)』の3種類で分けてみました。

問題

問116 動機づけ面接の基本的スキルとして、不適切なものを1つ選べ。 

 ① クライエントが今までに話したことを整理し、まとめて聞き返す。
 ② クライエントの答え方に幅広い自由度を持たせるような質問をする。
 ③ クライエントの思いを理解しつつ、公認心理師自身の心の動きにも敏感になる。
 ④ クライエントの気づきをより促すことができるように、言葉を選んで聞き返す。
 ⑤ クライエントの話の中からポジティブな部分を強調し、クライエントの価値を認める。

解くときの考え方

解き方:文章

『動機づけ』面接ということで、行動する意欲の源につながるような選択肢を〇と考えて解きました。

 ① クライエントが今までに話したことを整理し、まとめて聞き返す。
→情報を整理し、課題などが明確になれたら行動にもつながりやすいので、〇

 ② クライエントの答え方に幅広い自由度を持たせるような質問をする。
→内発的動機づけにつながるような関わり、〇。

 ③ クライエントの思いを理解しつつ、公認心理師自身の心の動きにも敏感になる。
→自分の心の動きに敏感になって、相手の動機づけになるとは考えられないので、×。

 ④ クライエントの気づきをより促すことができるように、言葉を選んで聞き返す。
→特に問題が無いので、〇。

 ⑤ クライエントの話の中からポジティブな部分を強調し、クライエントの価値を認める。
→ポジティブな部分は行動意欲につながらうので、〇。

解答:③

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