【第3回公認心理師試験】問25 学校心理学における心理教育的援助サービス【過去問】

第3回公認心理師試験

【注意】下記は、私の受験時の考え方によるものであり、完全な解答ではないので、参考程度にしてもらえるとありがたいです。

解き方は、『知識(知ってるか知らないか)』『思考(基本的な考え方による判断)』『国語(文章からの判断)』の3種類で分けてみました。

問題

問25 学校心理学における心理教育的援助サービスの考え方について、最も適切なものを1つ選べ。 

 ① 心理面の援助を中心に行う。
 ② スクールカウンセラーが単独で援助する。
 ③ スクールカウンセラーに援助を求める子どもを対象とする。
 ④ 非行をする子どもなど、援助ニーズの高い子どもを対象とする。
 ⑤ スクールカウンセリング活動は、学校教育の一環として位置づけられる。

解くときの考え方

解き方:国語

『学校心理学における心理教育的援助サービス』を知らなかったので、文章読んで解答しました。

 ① 心理面の援助を中心に行う。

→心理教育的援助サービス、なので有りだと思い、保留。

 ② スクールカウンセラーが単独で援助する。

→「単独で」というワードはリスクがあるので、×。

 ③ スクールカウンセラーに援助を求める子どもを対象とする。

→全ての生徒を対象にすると思われるので×。

 ④ 非行をする子どもなど、援助ニーズの高い子どもを対象とする。

→③と同じ理由で×。

 ⑤ スクールカウンセリング活動は、学校教育の一環として位置づけられる。

→間違いでは無さそうなので、保留。

①と⑤で考えたときに、

『心理教育的援助』と『心理面の援助』は違うかな、と考え⑤を選択しました。

解答:⑤

復習

・心理教育的援助サービス

学校心理学固有の用語であり、一人一人の子どもの問題状況の解決を援助し、子どもの成長を促進することを目指した教育活動のことを指す。

<<参考>>

文部科学省 第3章 スクールカウンセリング

・スクールカウンセリング

“学校教育においても、カウンセリング心理学に基づくアプローチが児童生徒の人格形成や様々な問題解決に有効であることから、教員を中心としたスクールカウンセリング活動が実施されている。”

という文面があり、「スクールカウンセリング活動は、学校教育の一環として位置づけられる。」と言えそう。

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