【第3回公認心理師試験】問49 2018年(平成30年)の高齢者による犯罪【過去問】

第3回公認心理師試験

【注意】下記は、私の受験時の考え方によるものであり、完全な解答ではないので、参考程度にしてもらえるとありがたいです。

解き方は、『知識(知ってるか知らないか)』『思考(基本的な考え方による判断)』『国語(文章からの判断)』の3種類で分けてみました。

問題

問49 2018年(平成30年)の高齢者による犯罪について、誤っているものを1つ選べ。 

 ① 刑務所入所時点で65歳以上である女性の罪名の80%以上が窃盗である。
 ② 刑法犯による検挙人員中に占める65歳以上の者の比率は、約10%である。
 ③ 刑法犯による検挙人員中に占める65歳以上の者の比率を男女別で比較した場合、男性よりも女性の方が大きい。
 ④ 窃盗による検挙人員の人口に占める比率を、20歳以上65歳未満と65歳以上とで比較した場合、後者の方が大きい。

解くときの考え方

解き方:知識

私はこの手問題は、このような情報に触れる機会があればラッキーくらいに考えていました。
世の中のニーズや課題を把握しようと考えていれば、このような知識も知っていた方が良いでしょう。

過去問にも似たよう種類の問題が出ています。
第1回追試 問23
第1回追試 問131

ちなみに私は
・4人に1人が高齢者
・高齢者が様々な理由で窃盗やその他犯罪を犯すことがあるという事情
・増加傾向にある孤独死

などの知っている世情を考慮して解いていました。

 ① 刑務所入所時点で65歳以上である女性の罪名の80%以上が窃盗である。
→おばあちゃんの窃盗の話をフィクションも含めよく聞くのでありそうと思い、保留。

 ② 刑法犯による検挙人員中に占める65歳以上の者の比率は、約10%である。
→4人に1人が高齢者なので、もっといるのでは?と思い、保留。

 ③ 刑法犯による検挙人員中に占める65歳以上の者の比率を男女別で比較した場合、男性よりも女性の方が大きい。
→女性の方が長生きする、という情報からありそうと考え、保留。

 ④ 窃盗による検挙人員の人口に占める比率を、20歳以上65歳未満と65歳以上とで比較した場合、後者の方が大きい。
→4人に1人高齢者とはいえ、これが事実だったらなかなか恐ろしい状況だと思い、×。

①、②、③で考えて、
①は正しい、②は誤り、③は正しいと想像して解答。

知識としては持ってなかったので、想像するしかできませんでした。
こういう場合、自分の中である程度根拠が持てる考え方をして解答するようにしています。
その方が、もし間違えたとしても、どういう根拠の持ち方に誤りがあるのかが復習しやすくなると考えています。

解答:②

【復習】
<<参考>>
www.minnanokaigo.com

こうしてみると、問は2018年の話なので、あまり拘って覚える必要もないかもしれません。
専門にしていこうと考えている人は、毎年増加傾向/減少傾向としてとらえるために記憶するのでしょう。

来年度の出題を考えると、2019年のこういうデータをどこかで見ておくと役に立つかもしれません。

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