【第3回公認心理師試験】問48 「心の理論」【過去問】

第3回公認心理師試験

【注意】下記は、私の受験時の考え方によるものであり、完全な解答ではないので、参考程度にしてもらえるとありがたいです。

解き方は、『知識(知ってるか知らないか)』『思考(基本的な考え方による判断)』『国語(文章からの判断)』の3種類で分けてみました。

問題

問48 「心の理論」について、不適切なものを1つ選べ。 

 ① 自他の心の在りようを理解し把握する能力である。
 ② 標準誤信念課題によって獲得を確認することができる。
 ③ D.Premackがヒトの用事の発達研究を通して初めて提案した。
 ④ 「信念-欲求心理学」の枠組みに基づき、人々の行動を予測すると考えられている。

解き方:知識

言葉の定義を問われている問題なので、知識がないと解くのは難しいかと思われます。

心の理論
心は自己の心的状態も含めて直接観察できるものではなく心の働きを仮説的に想定して理解でき、そうした推論の枠組みをもつことではじめて自他の行動を予測できる。

誤信念課題
「サリーとアン」が有名なやつ。
ある人物の思っている内容が現実とは異なっている状況下において、その人物が思っていることを正しく推測できるかを確認する課題。

 ① 自他の心の在りようを理解し把握する能力である。
→〇

 ② 標準誤信念課題によって獲得を確認することができる。
→〇

 ③ D.Premackがヒトの幼児の発達研究を通して初めて提案した。
→D.Premackのチンパンジーを対象とした研究。×。

 ④ 「信念-欲求心理学」の枠組みに基づき、人々の行動を予測すると考えられている。
→〇

④について、私の手持ちの資料で「信念-欲求心理学」が調べらず、ネット上ではいくつかあったものの、
まだ自分の理解には落とし込めていません。要復習状態です。

解答:③

<<参考>>
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