【第3回公認心理師試験】問115 ペアレント・トレーニング【過去問】

第3回公認心理師試験

【注意】下記は、私の受験時の考え方によるものであり、完全な解答ではないので、参考程度にしてもらえるとありがたいです。

解き方は、『知識(知ってるか知らないか)』『思考(基本的な考え方による判断)』『国語(文章からの判断)』の3種類で分けてみました。

問題

問115 発達障害のある子どもの親を対象としたペアレント・トレーニングについて、不適切なものを1つ選べ。 

 ① 育児から生じるストレスによる悪循環を改善する。
 ② 対象は母親に限定していないが、参加者の多くは母親である。
 ③ 親と子供が一緒に行うプレイセラピーを基本として発展してきた。
 ④ 子どもへの関わり方を学ぶことで、より良い親子関係を築こうとするものである。
 ⑤ 注意欠如多動症/注意欠如多動性障害〈ADHD〉のある子どもの親に有効である。

解くときの考え方

解き方:思考

ペアレント・トレーニング
子どもの行動上の問題に対して、親(養育者)が行動変容理論等の学習理論に基づいた態度や技法で関わることを学ぶためのグループトレーニング。

これにより、

・子どもの適応行動が増える
・親の育児ストレスの緩和
・肯定的な親子関係

 ① 育児から生じるストレスによる悪循環を改善する。
→〇

 ② 対象は母親に限定していないが、参加者の多くは母親である。
→〇

 ③ 親と子供が一緒に行うプレイセラピーを基本として発展してきた。
→親のトレーニングであるので、子どもと一緒に行うプレイセラピーが基本になっているとは考えにくいので、×。

 ④ 子どもへの関わり方を学ぶことで、より良い親子関係を築こうとするものである。
→〇

 ⑤ 注意欠如多動症/注意欠如多動性障害〈ADHD〉のある子どもの親に有効である。
→〇

調べてみるとADHDのお子さんを育てている母親向けのプログラムとして紹介されているところもありました。

解答:③

<<参考>>
『誠信 心理学辞典』

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

誠信心理学辞典新版 [ 下山晴彦 ]
価格:6380円(税込、送料無料) (2021/7/26時点)

コメント

タイトルとURLをコピーしました