【第3回公認心理師試験】問105 双極性障害【過去問】

第3回公認心理師試験

【注意】下記は、私の受験時の考え方によるものであり、完全な解答ではないので、参考程度にしてもらえるとありがたいです。

解き方は、『知識(知ってるか知らないか)』『思考(基本的な考え方による判断)』『国語(文章からの判断)』の3種類で分けてみました。

問題

問105 双極性障害について、適切なものを1つ選べ。 

 ① 遺伝的要因は、発症に関与しない。
 ② うつ病相は、躁病相よりも長く続く。
 ③ 自殺のリスクは、単極性うつ病よりも低い。
 ④ うつ病相に移行したら、気分安定薬を中止する。
 ⑤ 気分の変動に伴ってみられる妄想は、嫉妬妄想が多い。

解くときの考え方

解き方:思考

双極性障害を知っていたら、想像して解けたかもしれません。

双極性障害
うつ状態と躁状態を繰り返す気分障害

 ① 遺伝的要因は、発症に関与しない。
→かなりの確率で関与するようです。×

 ② うつ病相は、躁病相よりも長く続く。
→うつ病相の方が長く続く。〇

 ③ 自殺のリスクは、単極性うつ病よりも低い。
→低い、ということは無いようです。

 ④ うつ病相に移行したら、気分安定薬を中止する。
→気分安定薬はどちらの病相でも、必要であれば継続する。

 ⑤ 気分の変動に伴ってみられる妄想は、嫉妬妄想が多い。
→嫉妬妄想が多いという記述が見つからない。

いろいろ調べてみましたが、なかなか確信を得られるような資料には出会えませんね。
ただ、②については、「躁病相の方が長い」という(エネルギッシュに活動している時間の方が長い)状態が想像しにくいという観点で、正解と判断して解答しました。

解答:②

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