【第3回公認心理師試験】問80 心理学の研究法【過去問】

第3回公認心理師試験

【注意】下記は、私の受験時の考え方によるものであり、完全な解答ではないので、参考程度にしてもらえるとありがたいです。

解き方は、『知識(知ってるか知らないか)』『思考(基本的な考え方による判断)』『国語(文章からの判断)』の3種類で分けてみました。

問題

問80 心理学の研究法において、質問紙法と比較したときの面接法の特徴として、適切なものを1つ選べ。 

 ① 臨機応変な対応が困難である。
 ② 回答者に与える心理的圧力が弱い。
 ③ 回答者の個別の反応を収集しにくい。
 ④ データの収集に手間と時間がかかる。
 ⑤ 高齢者や幼い子どもには負担が大きい。

解くときの考え方

解き方:国語

注意するのは「面接法の特徴」ではなく、
質問紙法と比較したときの面接法の特徴」
を考えるということです。

 ① 臨機応変な対応が困難である。
→質問紙の方が定型であるので、面接法の方が容易だと考えられる。×。

 ② 回答者に与える心理的圧力が弱い。
→質問紙の方が回答者が人を気にする必要がなくなり心理的圧力が弱ので、面接法の方が心理的圧力が強いと考えられる。×。

 ③ 回答者の個別の反応を収集しにくい。
→面接法の方が、実際の反応を受けることができるので収集しやすい。×。

 ④ データの収集に手間と時間がかかる。
→面接法の方が、個別に収集する必要があるので、手間と時間がかかる。〇。

 ⑤ 高齢者や幼い子どもには負担が大きい。
→質問紙法の方が、「文章を読む」と言うことに対する負担があると考えられるので、面接法の方が負担が少ないと考えられる、×。

質問紙法と面接法どちらも経験したことがある人であれば、解きやすいと思います。(経験が無くて想像だけで解くのは難しいかもしれません)

解答:④

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