【第3回公認心理師試験】問79 精神科領域【過去問】

第3回公認心理師試験

【注意】下記は、私の受験時の考え方によるものであり、完全な解答ではないので、参考程度にしてもらえるとありがたいです。

解き方は、『知識(知ってるか知らないか)』『思考(基本的な考え方による判断)』『国語(文章からの判断)』の3種類で分けてみました。

問題

問79 精神科領域における公認心理師の活動について、適切なものを1つ選べ。 

 ① 統合失調症患者に対するソーシャルスキルトレーニング〈SST〉は、個別指導が最も効果的とされる。
 ② 神経性やせ症/神経性無食欲症の患者が身体の話題を嫌う場合、身体症状に触れずに心理療法を行う。
 ③ 精神疾患への心理教育は、家族を治療支援者とするためのものであり、当事者には実施しない場合が多い。
 ④ 境界性パーソナリティー障害の治療では、患者への支援だけではなく、必要に応じてスタッフへの支援も行う。
 ⑤ 妊産婦に精神医学的問題がある場合、産科医が病状を把握していれば、助産師と情報を共有する必要はない。

解くときの考え方

解き方:国語

 ① 統合失調症患者に対するソーシャルスキルトレーニング〈SST〉は、個別指導が最も効果的とされる。
→『ソーシャル』スキルトレーニングなのに個別指導が効率が良いとは考えにくく、×。

 ② 神経性やせ症/神経性無食欲症の患者が身体の話題を嫌う場合、身体症状に触れずに心理療法を行う。
→最初から触れるということは無いと思いますが、いずれかのタイミングで触れることはあると思い、×。

 ③ 精神疾患への心理教育は、家族を治療支援者とするためのものであり、当事者には実施しない場合が多い。
→当事者にも実施が必要だと思い、×。

 ④ 境界性パーソナリティー障害の治療では、患者への支援だけではなく、必要に応じてスタッフへの支援も行う。
→周囲の支援者にも理解が必要だと考え、〇。

 ⑤ 妊産婦に精神医学的問題がある場合、産科医が病状を把握していれば、助産師と情報を共有する必要はない。
→『情報を共有する必要はない』ということは無いと思うので、×。

このあたりは想像でしか解いていないので、具体的な知識としては、不十分だと感じています。

解答にあるような状況での実際の治療や関わりなどを知っているわけではないので、実際現場で働いている方の体験談など聞く機会があると良いなと思っています。

解答:④

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