【第3回公認心理師試験】問129 副交感神経【過去問】

第3回公認心理師試験

【注意】下記は、私の受験時の考え方によるものであり、完全な解答ではないので、参考程度にしてもらえるとありがたいです。

解き方は、『知識(知ってるか知らないか)』『思考(基本的な考え方による判断)』『国語(文章からの判断)』の3種類で分けてみました。

問題

問129 副交感神経が優位な状態として、正しいものを2つ選べ。 

 ① 血管拡張
 ② 血糖上昇
 ③ 瞳孔散大
 ④ 胃酸分泌の減少
 ⑤ 消化管運動の亢進

解くときの考え方

解き方:知識(+思考)

交感神経と副交感神経の話は、かなり実用的なのでぜひ覚えておきたいところです。(個人的には好きな分野です)

交感神経
精神的に興奮・緊張・ストレスがかかったとき状態のときに働きが高まり、
心拍数の増加、血圧の上昇、発汗、立毛、瞳孔の散大などがみられる。

副交感神経
リラックスしたときなどに働き、交感神経とは逆の作用がある。
副交感神経が高まると、心拍数は減少して、血圧は低下、瞳孔は縮小する。

 ① 血管拡張
→血管が拡張すると血圧は低下するので、〇。

 ② 血糖上昇
→血糖が上昇すると血圧が上がるので、×。

 ③ 瞳孔散大
→交感神経が高まったときの作用。×。

 ④ 胃酸分泌の減少
→副交感神経は食事のときなどに優位になるといわれているので、この作用は逆だと考え、×。

 ⑤ 消化管運動の亢進
→④と同じ考え方で、この作用は当てはまると考え、〇。

私は日常的に副交感神経を優位にすることを意識することが多いです。
長く息を吐く呼吸とかけっこう使っていますね。

解答:①、⑤

<<参考>>
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