【第3回公認心理師試験】問3 自殺予防や自殺リスク評価【過去問】

第3回公認心理師試験

【注意】下記は、私の受験時の考え方によるものであり、完全な解答ではないので、参考程度にしてもらえるとありがたいです。

解き方は、『知識(知ってるか知らないか)』『思考(基本的な考え方による判断)』『国語(文章からの判断)』の3種類で分けてみました。

解き方:知識

問3 自殺予防や自殺リスク評価について、正しいものを1つ選べ。

 ① 文化的・宗教的な心情は、自殺のリスクに関連しない。
 ② 自殺念慮に具体的な計画があると、自殺のリスクが高い。
 ③ 家族や身近な人に自殺者がいても、自殺のリスクが高いとは言えない。
 ④ 自殺予防のための情報提供などの普及啓発は、自殺の二次予防として重要である。
 ⑤ 自殺手段や自殺が生じた場所について繰り返し詳しく報道することは、自殺予防になる。

関連過去問:第2回 問95

 ① 文化的・宗教的な心情は、自殺のリスクに関連しない。

→宗教的な心情は自殺リスクの要因になりそう。(戦争や事件が発生することや、厳しい戒律などがある宗教もありそう)

 ② 自殺念慮に具体的な計画があると、自殺のリスクが高い。

→具体的な計画や、自殺の日程、手段に関して情報収集してたりすることはリスクが高いと判断するので〇。

 ③ 家族や身近な人に自殺者がいても、自殺のリスクが高いとは言えない。

→身近な人からの影響については、自分の中で「選択肢の一つ」として強くイメージされやすくなるので、リスクが高くなるので×。

 ④ 自殺予防のための情報提供などの普及啓発は、自殺の二次予防として重要である。

→普及啓発は一次予防では?と思い×。

 ⑤ 自殺手段や自殺が生じた場所について繰り返し詳しく報道することは、自殺予防になる。

→③と同じような考え方ですが、手段の一つとして強く印象付けることになり、自殺リスクを高めそうなので×。

②を読んだ時点で、これが正しいだろうと思いましたが、最後まで読んでから判断しました。

『自殺念慮』、『二次予防』という言葉を知らないと解けないかもしれませんが、過去問をやっていれば、その言葉の知識は身に付けられます。

回答:②

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