【第3回公認心理師試験】問9 ウェーバーの法則【過去問】

第3回公認心理師試験

【注意】下記は、私の受験時の考え方によるものであり、完全な解答ではないので、参考程度にしてもらえるとありがたいです。

解き方は、『知識(知ってるか知らないか)』『思考(基本的な考え方による判断)』『国語(文章からの判断)』の3種類で分けてみました。

解き方:思考(知識)

問9 100gの重さの知覚における弁別閾を測定したところ10gであった。このときに予測される400gの重さの知覚における弁別閾として、正しいものを1つ選べ。 

 ① 2.5g
 ② 10g
 ③ 13.01g
 ④ 20g
 ⑤ 40g

解答速報:⑤

ウェーバーの法則を知ってたら、ただの計算問題です。

あとは『弁別閾』という言葉は、過去問:第1回追試 問7で出題されている文言なので、学習できています。

試験当時はウェーバーの法則の式を知らなったので、単純に考えていました。

100gの知覚で10gの弁別閾なら、400gだったら、4倍の⑤40gでしょう、という単純な思考でした。

それ以外の回答については、想像し易い考え方が無かったので、潔く間違えようと思い、あまり時間をかけませんでした。

【復習】

<<参考>>

誠信 心理学辞典

ウェーバーの法則

標準刺激Rと弁別閾⊿Rについて、

⊿R/R = C (Cは定数)

が広範囲において成立する。

問題文ではRが100gのとき、⊿Rは10であり、そのときのCは1/10なので、

Rが400のときは、

⊿R/400 = 1/10

となり、⊿Rは40となる。

よって⑤40gが正解。

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