【第3回公認心理師試験】問29 糖尿病【過去問】

第3回公認心理師試験

【注意】下記は、私の受験時の考え方によるものであり、完全な解答ではないので、参考程度にしてもらえるとありがたいです。

解き方は、『知識(知ってるか知らないか)』『思考(基本的な考え方による判断)』『国語(文章からの判断)』の3種類で分けてみました。

問題

問29 糖尿病について、正しいものを1つ選べ。

 ① 糖尿病は、1型から2型に移行することが多い。
 ② 糖尿病の運動療法には、無酸素運動が有効である。
 ③ 2型糖尿病患者に、血糖自己測定<SMBG>は不必要である。
 ④ 非定型抗精神病薬の中には、糖尿病患者に使用禁忌の薬がある。
 ⑤ 検診でHbAlc値が6.8%であった場合は、糖尿病の可能性は低い。

解くときの考え方

解き方:知識

糖尿病については過去問:第2回 問115で出題されていたので、1型、2型の区別がつくように学習していたのですが、

足りませんでした・・・。

1型:膵臓のβ細胞が障害されて、インスリン生産できなくなり、高血糖状態が続く状態。

2型:遺伝的な要因に生活習慣が加わって発症する。

1型、2型は原因、病態、治療方針等が明らかに異なっている。

 ① 糖尿病は、1型から2型に移行することが多い。

→1型、2型は原因、病態、治療方針等が明らかに異なっているので、×。

 ② 糖尿病の運動療法には、無酸素運動が有効である。

→無酸素運動が有効な病状を聞いたことが無かったので×にしてました。後で調べると、糖尿病治療において、運動療法がNGだというケースもあるようです。

 ③ 2型糖尿病患者に、血糖自己測定<SMBG>は不必要である。

→血糖自己測定が不要な糖尿病は無いと思ったので×。

 ④ 非定型抗精神病薬の中には、糖尿病患者に使用禁忌の薬がある。

→『ジプレキサ』などが該当する薬のようです。〇。

 ⑤ 検診でHbA1c値が6.8%であった場合は、糖尿病の可能性は低い。

→『HbA1c』とは赤血球の中にあるヘモグロビンがブドウ糖と結合したもの。この数値が高いほど血糖値が高く、5.6%以上だと糖尿病の可能性があるので、×。

解答:④

認知症に続き、糖尿病も必要だろうと思って学習はしていたのですが、足りなさを痛感しました。

これを完全に網羅しようと思うと、今回の試験には時間が足りなかったというだけなので、今後も少しずつでも学習は続けていこうと思っています。

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