【第3回公認心理師試験】問28 F.Herzbergの2要因理論【過去問】

第3回公認心理師試験

【注意】下記は、私の受験時の考え方によるものであり、完全な解答ではないので、参考程度にしてもらえるとありがたいです。

解き方は、『知識(知ってるか知らないか)』『思考(基本的な考え方による判断)』『国語(文章からの判断)』の3種類で分けてみました。

問題

問28 F.Herzbergの2要因理論に関する説明として、正しいものを1つ選べ。 

 ① 達成動機は、接近傾向と回避傾向から構成される。
 ② 職場の出来事で満足を与える要因を達成欲求という。
 ③ 分配の公正と手続きの公正は、仕事への動機づけを高める。
 ④ 職場での満足を感じる要因は、仕事への動機づけを高める。
 ⑤ 職場の出来事で不満足につながる要因をバーンアウトという。

解くときの考え方

解き方:知識

労働系の学習はそれなりにしていたので、知識で解くことができました。

F.Herzbergの2要因理論は公認心理師完全合格問題集2020年度版の過去問:第1回追試 問56の解説から派生して学習していました。

また、予想問題集200でも労働に関するモチベーションについてかなりまとまって解説されてあったので、学習しやすかったです。

・2要因理論

満足の反対は不満足ではないということを示し、

満足度を高める要因は仕事そのものや昇進などによることが多いが、

不満足度を高めるのは、仕事の環境(対人関係、待遇、政策・経営など)によるものが多いという別々(2つ)の要因があるという理論。

松崎朝樹先生のYouTube動画でも見てて記憶に残っています。

<<参考>>

ハーズバーグの二要因理論[心理]仕事に満足?仕事に不満?

 ① 達成動機は、接近傾向と回避傾向から構成される。

→葛藤の話であり、Herzbergの2要因理論の話ではないので×。

 ② 職場の出来事で満足を与える要因を達成欲求という。

→達成感が満足度を上げる要因ではあるが、ちょっとしっくりこない文章なので保留。

 ③ 分配の公正と手続きの公正は、仕事への動機づけを高める。

→不満足の要因にはなりそうだが、動機づけの要因にはならないので×。

 ④ 職場での満足を感じる要因は、仕事への動機づけを高める。

→2要因理論としてというよりも、その通りだと思ったので〇。

 ⑤ 職場の出来事で不満足につながる要因をバーンアウトという。

→バーンアウトとは言わないので、×。

『接近傾向と回避傾向』、『バーンアウト』の用語もありますが、何もしらなくても国語で解ける問題だったのでは、と思います。

解答:④

<<参考>>
『公認心理師 完全合格問題集 2020年度版』

『予想問題200』

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