【第3回公認心理師試験】問51 インシデントレポート【過去問】

第3回公認心理師試験

【注意】下記は、私の受験時の考え方によるものであり、完全な解答ではないので、参考程度にしてもらえるとありがたいです。

解き方は、『知識(知ってるか知らないか)』『思考(基本的な考え方による判断)』『国語(文章からの判断)』の3種類で分けてみました。

問題

問51 入院患者が公認心理師の面接を受けるために、病棟の面接室に車椅子で入室した。車椅子から面接室の椅子に移乗する際に看護師と公認心理師が介助したが、車椅子から転落した。健康被害は起こらなかった。それを診断した主治医の他に、インシデントレポートの作成者として、適切なものを2つ選べ。 

 ① 看護師
 ② 病院長
 ③ 公認心理師
 ④ 病棟看護師長
 ⑤ 医療安全管理責任者

解くときの考え方

解き方:国語

インシデント
事故などの危難が発生するおそれのある事態を言う。(つまり事故という扱いではない)

難しく考えなければ、素直に解ける問題ですが、インシデントレポートと医療事故調査報告書など他のレポート・報告書がごっちゃになっていたら間違うこともあるかもしれません。

事故に至っていない件の報告なので、正解以外の選択肢の人(直接現場にいなかった人)が書くとなると、その人にとって膨大な業務が増えることになりますし、レポートの質としても詳細の状況が記載できないと考えられます。

 ① 看護師
→現場にいる人

 ② 病院長
→現場にいなかった病院の責任者。(すごく大きな事故のレポートには関与しそう)

 ③ 公認心理師
→現場にいる人

 ④ 病棟看護師長
→現場にいなかった病棟看護師の責任者(病棟内の範囲で、看護師の不注意に関わる事故のレポートには関与しそう)

 ⑤ 医療安全管理責任者
→現場にいなかった医療安全管理の責任者(医療系の事故や事態には関与しそう)

解答:①、③

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