【注意】下記は、私の受験時の考え方によるものであり、完全な解答ではないので、参考程度にしてもらえるとありがたいです。
解き方は、『知識(知ってるか知らないか)』『思考(基本的な考え方による判断)』『国語(文章からの判断)』の3種類で分けてみました。
問題
問90 MMPIの実施と解釈について、正しいものを1つ選べ。
① 各質問項目には、5件法で回答する。
② 追加尺度は、20尺度開発されている。
③ F尺度は、心理的防衛の高さを示している。
④ 第5尺度(Mf)は、性別により解釈基準が異なる。
⑤ 第0尺度(Si)と第7尺度(Pt)が90の場合は、精神的混乱状態と解釈できる。
解くときの考え方
解き方:知識
MMPIは過去問にも出てますね。
過去問
第1回 問109
第1回追試 問73
第2回 問139
① 各質問項目には、5件法で回答する。
→5件法(5段階の解答から選ぶ)ではないので、×。
② 追加尺度は、20尺度開発されている。
→追加尺度は何百と開発されており、20では無いので、×。
③ F尺度は、心理的防衛の高さを示している。
→防衛の高さはK尺度の方で表される。×。
④ 第5尺度(Mf)は、性別により解釈基準が異なる。
→男性性・女性性尺度であり、男性の場合は従属的、女性の場合は活発で自己主張的を表す。〇。
⑤ 第0尺度(Si)と第7尺度(Pt)が90の場合は、精神的混乱状態と解釈できる。
→精神的混乱状態を判別するのはF尺度であり、選択肢の解答から判断されるものではなさそう。×。
Ptは精神衰弱尺度、Siは社会的内向性尺度。
F尺度で精神的混乱状態という判別は認識なかったですね・・・。
臨床心理士試験を学習している方は⑤も判別できていそうですね。
でも過去問からの学習だけでも①~④の判別は可能になれそうなので、できる限りの学習でもやる価値はあると思います。
一度自分でも実施してみたい心理検査です。
追加尺度の記述については、要調査状態です。
解答:④
<<参考>>
『公認心理師試験対策標準テキスト』
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『公認心理師 完全合格問題集 2021年版』
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