【第3回公認心理師試験】問89 知能検査【過去問】

第3回公認心理師試験

【注意】下記は、私の受験時の考え方によるものであり、完全な解答ではないので、参考程度にしてもらえるとありがたいです。
解き方は、『知識(知ってるか知らないか)』『思考(基本的な考え方による判断)』『国語(文章からの判断)』の3種類で分けてみました。

問題

問89 知能検査の実施について、最も適切なものを1つ選べ。 

 ① 検査者が十分に習熟していない検査を用いることを控えた。
 ② 被検査者に求められたため、検査用紙をコピーして渡した。
 ③ 客観的情報を収集するために、被検査者とのラポール形成を避けた。
 ④ 被検査者が検査に対する先入観や恐怖心を抱かないように、事前に検査について説明することを控えた。
 ⑤ 実施時間が2時間を超え、被検査者が疲れている様子であったが、そのまま続けて全ての検査項目を実施した。

解くときの考え方

解き方:国語

文章を読んで、正誤判断できる問題だったと思います。

 ① 検査者が十分に習熟していない検査を用いることを控えた。
→よくわからない検査を使うことはアセスメントとして危険なフィードバックや不信感につながる可能性がある。〇。

 ② 被検査者に求められたため、検査用紙をコピーして渡した。
→検査用紙には著作権があります。×。

 ③ 客観的情報を収集するために、被検査者とのラポール形成を避けた。
→ラポール形成を避けるということは無い(と思います)。×。

 ④ 被検査者が検査に対する先入観や恐怖心を抱かないように、事前に検査について説明することを控えた。
→被検査者にどういう検査かを知ってもらい、できるけ協力関係のもと実施することが適切。×。

 ⑤ 実施時間が2時間を超え、被検査者が疲れている様子であったが、そのまま続けて全ての検査項目を実施した。
→550問もある、そういう(疲れさせながらする)検査もあるが、知能検査においては有意な結果とならないので、×。

②とかは、実施者でないと悩むかもしれませんが、『知能検査』を使用するシチュエーションを想像したときに①は選べると思います。
よくある「IQを判定するゲーム」みたいな想像をしたら間違うこともある・・・・のかな?

解答:①

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