【第3回公認心理師試験】問43 [BP]17,福祉に関する心理学【過去問】

第3回公認心理師試験

【注意】下記は、私の受験時の考え方によるものであり、完全な解答ではないので、参考程度にしてもらえるとありがたいです。

解き方は、『知識(知ってるか知らないか)』『思考(基本的な考え方による判断)』『国語(文章からの判断)』の3種類で分けてみました。

問題

問43 口唇裂口蓋裂、皮膚血管腫、熱傷などによる可視的差異がもたらす心理社会的問題について、最も適切なものを1つ選べ。 

 ① 家族への依存性が強くなるため、社会的引きこもりとなることが多い。
 ② 可視的差異は、子どもの自尊感情の低下を招くリスク要因にはならない。
 ③ 可視的差異を有する子どもの多くは、年齢に応じた心理社会的発達を遂げることが難しい。
 ④ 家族や友人だけではなく、広く社会一般の反応や受容の在り方は、子どもが可視的差異に適応していくに当たり重要な要因となる。

解くときの考え方

解き方:思考

様々なケースの可視的差異の生活を想像すると解けるのでは、と思います。

 ① 家族への依存性が強くなるため、社会的引きこもりとなることが多い。
→障害であれば、家族への依存性が強くなることもあるかと思ったが、そうならない可能性もあるので、保留。

 ② 可視的差異は、子どもの自尊感情の低下を招くリスク要因にはならない。
→容姿についての劣等感は、可視的差異でなくても自尊感情傷つけられる要因になります。×。

 ③ 可視的差異を有する子どもの多くは、年齢に応じた心理社会的発達を遂げることが難しい。
→②のように自尊感情の低下を招くと、引きずられて心理社会的発達を遂げることが難しい可能性もありそうと思い、保留。

 ④ 家族や友人だけではなく、広く社会一般の反応や受容の在り方は、子どもが可視的差異に適応していくに当たり重要な要因となる。
→まったくその通りだと思いました。〇。

①、③も保留にはなったのですが、④が正解だと思ったので、④を選択しました。

解答:④

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