朝活で挫折する人が、認識間違いをしているたった一つのこと

生活習慣

みなさんは『朝活』という言葉をご存じでしょうか。

文字通り、朝の活動のことですが、自己啓発やら、自己成長やら、自己実現やら、意識高い系と言われるような人々が取り組んでいる活動です。

さてさて、なんだか言葉はあまり良い雰囲気が無いのですが、この記事では『朝活』をお勧めし、その効果をお話ししたいと思っています。

しかしながら、その『朝活』、良いとは思っていてもやれなかったり、続かなかったりしている人も多いのではないでしょうか?

そういう方はまず最初にしなければならないことをやっていない可能性があります。

1つは、『それをする理由の明確化』。ぼんやりした目的のために、長い時間の努力を続けることは難しいです。
そしてもう一つは『時間の確保』です。

よく、「本を読む時間を確保するために、朝活を始めよう」と考える人がいます。
これ、実は逆で、まずは朝活をするために時間を確保しなければならないのです。

今日は、そんなお話をしたいのですが、まずは朝活をするメリットについて考えていきたいと思います。

朝活の期待できる効果とは!?

期待できる効果は、

スキル(能力)
自己肯定感
そして
時間管理能力
です。

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スキル(能力)について

スキルは想像しやすいと思います。

朝活として、
朝起きてからすることを決める。

読書でも良いですし、ストレッチでも良いです。
とにかく、自分のためになるような活動をすることで、自己の成長につながります。

朝の脳の働きが良い状態の時の方が、習得に向いているなど、
いろいろな要因もあり、ほとんどの方が、スキルが身に付くということはイメージやすいかと思います。

自己肯定感について

自己肯定感も想像しやすいかと思います。

朝活をすることで新しいスキルを身に着けると、それが自信になり、
自己肯定感も上がる。とも思えると思います。

しかし、スキルを身に着ける以外の理由でも自己肯定感があげられるのです。

中には、
「スキルが身に付くだけでは、自己肯定感なんてあがらないよ。そういうことをやってやっと私は人並みなんだ。」
という人もいると思います。

そんな方には、次の視点ももってもらえたらと思います。

私の体験談

例えば、私の場合は、最初は夜活をしていました。

「仕事が終わったら、HIIT(High Intensity Interval Training)をする」
ということを、かれこれ1年近くやっています。

確実に時間が作れ、ほとんど毎日仕事をしているので、習慣化から漏れることはそうそうありません。
白状すると、2回だけ休みの日にやり忘れてしまいましたが・・・

HIITは4分の高負荷運動なので、時間的にはそんなにとりませんので、私にとってはやりやすいです。
おかげで、体力と筋力を維持しつつ、ちょっとだけ向上しております。
実感はありませんが、老化対策にも良いとか。

体力と筋力の向上を実感した理由は、やはり4分トレーニングの内容が少しずつ負荷をあげることができているからです。
これは、具体的に自分の成長を実感できるということで、自己肯定感を感じることができます。
スキルではなく、自身の行動の変化による成長の実感です。

そして何より、半年くらい続けてきたあたりから、
「よく続いているな」
と自分で自分を褒められるようになってきました。

これだけ、多くの人が習慣化をテーマに悩んでいます。
習慣化するということ自体が、稀なのではないでしょうか?
私の場合、「周囲の人にHIITを毎日1年くらいやってます」と言ったときに、「え、そんなの当たり前にやるでしょ。」というような反応は見たことはありません。
もし、あなたの周りの方々が当たり前に習慣化できるような人ばかりであれば、きっとあなた自身もそのような人である可能性があるので、
このようなことで悩むことすらないでしょう。

つまり、新しいことを長い期間続けることで、自己肯定感が上がっていけると感じています。

この自己肯定感があがるような習慣化をその一日の始まりである、朝、起きた直後にすると・・・・・

どうなると思います?

「今日もいつもの習慣化をやれた!えらいぞ私!!」

と朝から自分をほめることができるのです!

そうすると、自分自身のメンタルにも良いですし、
その日一日のパフォーマンスを上げることもできます。

朝活、是非いろんな方に続けて欲しいです。

時間管理能力、時間コントロール能力について

習慣化については、するだけなら朝である必要はないのですが、
ポイントは朝活は、習慣化しやすいというところにあります。

習慣化、とは文字通り、自分の日課として当たり前な行動まで落とし込むことです。

最初はモチベーションを上げて、意を決して「よし!やるぞ!!」と気合を入れないとできないと思います。
それを繰り返すことで、モチベーションが無くても行動できるようになることが、習慣化です。

毎日、毎日モチベーション上げて行動をしていると、いつの間にか疲れてやらなくなってしまいます。

モチベーションを維持せずに行動を続けることが習慣化するということです。

新しい知識の習得、そしてスキルの習得のための近道は続けることです。
モチベーション無く続けるためには、習慣化できることが一番の近道です。

そして、習慣化しやすいやり方があります。
それは「すでに身についている行動と結びつけること」です。

コーチングの世界ではよく「歯磨きした後に〇〇する」というように、「歯磨き」という当たり前の日常的にとっている行動に結びつけて習慣化させたい行動をする、という説明をします。

この究極が、
「目が覚めたら〇〇をする」なのです。

ただ、これは多くの方にとって、とても高いハードルになることがあります。
それは「朝起きた時間が余裕のない時間である」ということです。

今の忙しい世の中で、朝の時間に余裕を持てている人はどれだけいるのでしょうか。

そして、朝早く起きれるようにするために、夜早く寝るということも必要になります。
また、同じくして今の忙しい世の中で、夜早くねるということができている人がどれだけいるのでしょうか。

そのような人たちが、生活リズムを維持したまま、朝活を続けるということがどれだけ難しいことか。

「よし、人生を変えるために、朝活を頑張ろう!!」
と考えたときに、単純に「朝活」というやりたいことを増やすということをしてしまうと、失敗することが目に見えています。

朝活をするために、まずやることは、

やらないことを決めることです。

すでに24時間の使い方は決まっています。

その24時間から、空いている時間を作らないと、新しい行動はできません。

まずはやらないことを決めて、時間を作りましょう!

それから、作られた時間によって、朝の時間を作れそうであれば、朝活しても良いかと思います。

これを実践できるとうことは、どういうことか!?

つまり、時間管理、時間コントロールができるようになっているということです!

まとめ

1、朝活をするためにはまずはやらないことを決めて、時間を作ること
2、そもそも朝活をする理由を明確にしておくこと
3、自分にとって続けやすい環境、時間、タイミングを用意すること

習慣化に辿りつくまでの過程は人それぞれでやりやすさが違います。

生きている以上、(朝じゃなくても)目を覚ますことはあります。

目を覚ました直後に必ず何かをします。

その何かを前もって決めておくだけでも期待する効果は得ることができると思います。

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