【第3回公認心理師試験】問58 [BP]1,公認心理師としての職責の自覚【過去問】

第3回公認心理師試験

【注意】下記は、私の受験時の考え方によるものであり、完全な解答ではないので、参考程度にしてもらえるとありがたいです。

解き方は、『知識(知ってるか知らないか)』『思考(基本的な考え方による判断)』『国語(文章からの判断)』の3種類で分けてみました。

問題

問58 公認心理師を養成するための実習で学ぶ際に重視すべき事項として、適切なものを2つ選べ。 

 ① 自らの訓練や経験の範囲を超えたクライエントも積極的に引き受けるようにする。
 ② 実習で実際のクライエントに援助を提供する場合には、スーパービジョンを受ける。
 ③ 実習で担当したクライエントに魅力を感じた場合には、それを認識して対処するように努める。
 ④ 業務に関する理解や書籍作成の方法を学ぶことよりも、クライエントへの援助技法の習得に集中する。
 ⑤ クライエントとのラポール形成が重要であるため、多職種との連携や地域の援助資源の活用に注目することは控える。

解くときの考え方

解き方:思考

公認心理師としての在り方を念頭に選択肢を考察。

 ① 自らの訓練や経験の範囲を超えたクライエントも積極的に引き受けるようにする。
→多職種連携の思想もあり、クライエントの利益を最優先に考えると、×。

 ② 実習で実際のクライエントに援助を提供する場合には、スーパービジョンを受ける。
→悪いところがないので、保留。

 ③ 実習で担当したクライエントに魅力を感じた場合には、それを認識して対処するように努める。
→それを認識しないで対処は違うのでは、と思い〇。

 ④ 業務に関する理解や書籍作成の方法を学ぶことよりも、クライエントへの援助技法の習得に集中する。
→公認心理師の資質向上の責務に優先度は無いと考え、×。

 ⑤ クライエントとのラポール形成が重要であるため、多職種との連携や地域の援助資源の活用に注目することは控える。
→多職種連携の思想は必須なので、×。

解答:②、③

公認心理師必携テキスト第2版の1章をしっかり読むと、公認心理師の在り方の問題は解けるようになるのでは、と思っています。

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