【第3回公認心理師試験】問57 セクシュアル・ハラスメント【過去問】

第3回公認心理師試験

【注意】下記は、私の受験時の考え方によるものであり、完全な解答ではないので、参考程度にしてもらえるとありがたいです。

解き方は、『知識(知ってるか知らないか)』『思考(基本的な考え方による判断)』『国語(文章からの判断)』の3種類で分けてみました。

問題

問57 雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保等に関する法律<男女雇用機会均等法>に規定されているセクシュアル・ハラスメントについて、正しいものを2つ選べ。 

 ① 業務上明らかに不要なことや遂行不可能なことを強制すること
 ② 異性に対して行われるものであって、同性に対するものは含まないこと
 ③ 職場において行われる性的な言動により、労働者の就業環境が害されること
 ④ 業務上の合理性がなく、能力や経験とかけ離れた程度の低い仕事を命じることや仕事を与えないこと
 ⑤ 職場での性的な言動に対して、労働者が拒否的な態度をとったことにより、当該労働者がその労働条件につき不利益を受けること

解くときの考え方

解き方:国語

 ① 業務上明らかに不要なことや遂行不可能なことを強制すること
→パワハラのことかと思い、×

 ② 異性に対して行われるものであって、同性に対するものは含まないこと
→『性的』ハラスメントなので、同性もあり得るので、×。

 ③ 職場において行われる性的な言動により、労働者の就業環境が害されること
→「性的な言動により」なので、〇。

 ④ 業務上の合理性がなく、能力や経験とかけ離れた程度の低い仕事を命じることや仕事を与えないこと
→パワハラのことかと思い、×。

 ⑤ 職場での性的な言動に対して、労働者が拒否的な態度をとったことにより、当該労働者がその労働条件につき不利益を受けること
→悪いところが見つからないので、〇。

セクハラの話なのに、選択肢をみると『性的』というワードは3つにしかなく、現代のセクハラ問題を見聞きしていたら解ける問題だったかと思います。わかりやすく他2つもパワハラのことだったので、迷うことはあまり無いのではないでしょうか。

解答速報:③、⑤

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