【第3回公認心理師試験】問81 統計【過去問】

第3回公認心理師試験

【注意】下記は、私の受験時の考え方によるものであり、完全な解答ではないので、参考程度にしてもらえるとありがたいです。

解き方は、『知識(知ってるか知らないか)』『思考(基本的な考え方による判断)』『国語(文章からの判断)』の3種類で分けてみました。

問題

問81 個体を最もよく識別できるように、観測変数の重みつき合計得点を求める方法として、最も適切なものを1つ選べ。 

 ① 因子分析
 ② 重回帰分析
 ③ 主成分分析
 ④ 正準相関分析
 ⑤ クラスター分析

解くときの考え方

解き方:知識

選択肢の分析の特徴をしっているかどうかがポイントだと思います。

できる人は観測変数の「重みつき」合計得点というワードで答えれるたかもしれません。

〇回帰分析
従属変数の値を独立変数の組み合わせによって予測・説明する手法

〇単回帰分析
従属変数(Y)と独立変数(X)が共に量的変数で、
Y = α+βX+ε
で表されるもの。β(回帰係数)

 ① 因子分析
→複数の測定方法を複数のサンプルに実施した結果から、測定方法の数より少ない潜在因子を抽出する多変量解析の方法。

 ② 重回帰分析
→独立変数と回帰係数のセットが複数ある回帰分析。

 ③ 主成分分析
→与えられたデータにおける個体を最もよく識別できるように、観測変数の重み付き合計得点(主成分)を求める方法。

 ④ 正準相関分析
→同じ個体群についての2組の多変量データ間の関係を調べるための方法

 ⑤ クラスター分析
→多変量データに基づく類似度や距離の指標を用いて、各個体をグループ(クラスター)に分類する方法。

解答:③

<<参考>>
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