【第3回公認心理師試験】問110 公認心理師の成長モデルとスーパービジョン【過去問】

第3回公認心理師試験

【注意】下記は、私の受験時の考え方によるものであり、完全な解答ではないので、参考程度にしてもらえるとありがたいです。

解き方は、『知識(知ってるか知らないか)』『思考(基本的な考え方による判断)』『国語(文章からの判断)』の3種類で分けてみました。

問題

問110 心理臨床の現場で働く公認心理師の成長モデルとスーパービジョンについて、不適切なものを1つ選べ。 

 ① 自己研さんの1つとして、教育分析がある。
 ② 公認心理師の発達段階に合わせたスーパービジョンが必要である。
 ③ 自己課題の発見や自己点検といった内省の促進は、スーパービジョンの目的である。
 ④ M.H.RonnestadとT.M.Skovholtは、カウンセラーの段階的な発達モデルを示した。
 ⑤ 経験の浅い公認心理士のスーパービジョンにおいては、情緒的な支えよりも技術指導が必要である。

解くときの考え方

解き方:国語

公認心理師を目指す人であれば、この回答の選択肢をみたら不適切なものはすぐに反応できたのではないでしょうか。(と、いいつつ私と解答速報が間違っていたらどうしよう・・・)

 ① 自己研さんの1つとして、教育分析がある。
→教育分析とは、心理師自身がその訓練課程において、心理療法やカウンセリングを受けるということを言う。〇

 ② 公認心理師の発達段階に合わせたスーパービジョンが必要である。
→文章の通り。〇

 ③ 自己課題の発見や自己点検といった内省の促進は、スーパービジョンの目的である。
→文章の通り。〇

 ④ M.H.RonnestadとT.M.Skovholtは、カウンセラーの段階的な発達モデルを示した。
→ロンスタットとスコウフォルトによる6期発達モデルがある。〇

 ⑤ 経験の浅い公認心理師のスーパービジョンにおいては、情緒的な支えよりも技術指導が必要である。
→情緒的に不安定な公認心理師に、技術指導を優先したとしたらどうなることでしょう。×

解答:⑤

<<参考>>
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