【注意】下記は、私の受験時の考え方によるものであり、完全な解答ではないので、参考程度にしてもらえるとありがたいです。
解き方は、『知識(知ってるか知らないか)』『思考(基本的な考え方による判断)』『国語(文章からの判断)』の3種類で分けてみました。
問題
問111 児童虐待防止対策における、児童相談所の体制及び関係医療機関間の連携強化について、不適切なものを1つ選べ。
① 児童心理司を政令で定める基準を標準として配置する。
② 第三者評価など、児童相談所の業務の質の評価を実施する。
③ 都道府県は、一時保護などの介入対応を行う職員と、保護者支援を行う職員を同一の者とする。
④ 学校、教育委員会、児童福祉施設等の職員は、職務上知り得た児童に関する秘密について守秘義務を負う。
⑤ 家庭内暴力〈DV〉対策と児童虐待対応の連携を強化し、婦人相談所や配偶者暴力相談支援センターなどとの連携・協力を行う。
解くときの考え方
解き方:国語
① 児童心理司を政令で定める基準を標準として配置する。
→「政令で定める基準を標準として」ということに確信が持てず、△。
② 第三者評価など、児童相談所の業務の質の評価を実施する。
→特に問題がある文章と思わなかったので、〇。
③ 都道府県は、一時保護などの介入対応を行う職員と、保護者支援を行う職員を同一の者とする。
→「同一の者とする」という文言は「同一の者でなければならない」とほぼ同義であり、そう考えると怪しので、△。
④ 学校、教育委員会、児童福祉施設等の職員は、職務上知り得た児童に関する秘密について守秘義務を負う。
→問題があるように思えなかったので、〇。
⑤ 家庭内暴力〈DV〉対策と児童虐待対応の連携を強化し、婦人相談所や配偶者暴力相談支援センターなどとの連携・協力を行う。
→「家庭内暴力〈DV〉対策と児童虐待対応の連携」があるかないかを考えたときに確信が持てず、△
①、③、⑤で考えたときに、一番怪しかった③を選択しました。
<<参考>>
児童虐待防止対策の強化を図るための児童福祉法等の一部を改正する法律の公布について
①について、上記資料P3の4。
②について、上記資料P4の7。第三者評価も他所に記載がありました。
⑤については、下記文書がありました。
<<参考>>
配偶者暴力相談支援センターと児童相談所等との連携強化等について
解答:③
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