【第3回公認心理師試験】問112 流動性知能【過去問】

第3回公認心理師試験

【注意】下記は、私の受験時の考え方によるものであり、完全な解答ではないので、参考程度にしてもらえるとありがたいです。

解き方は、『知識(知ってるか知らないか)』『思考(基本的な考え方による判断)』『国語(文章からの判断)』の3種類で分けてみました。

問題

問112 流動性知能の特徴として、不適切なものを1つ選べ。 

 ① 図形を把握する問題で測られる。
 ② いわゆる「頭の回転の速さ」と関連する。
 ③ 学校教育や文化的環境の影響を受けやすい。
 ④ 新しい課題に対する探索的問題解決能力である。
 ⑤ 結晶性知能と比べて能力のピークが早期に訪れる。

解くときの考え方

考え方:知識

流動性知能は過去問にも出ているので、結晶性知能と併せて覚えておきたいですね。

過去問:第1回追試 問32

流動性知能
神経生理学的な要因に影響を受けて形成される知能のこと。
新しい場面への適応が必要な問題解決や、情報処理の速度や能力に関連し、図形の関係や文字の系列のついての推理、記憶容量等に関するテストによって測られる。

結晶性知能
経験や教育といった文化の影響によって形成される知能のこと。

これまでの経験によって蓄積された知識を羽根井するもので、言語についての高度な理解が必要な語彙や読みのテスト、経験に基づく評価を必要とするようおな社会的関係に関する問題可決等によって測られる。

 ① 図形を把握する問題で測られる。
→〇

 ② いわゆる「頭の回転の速さ」と関連する。
→〇

 ③ 学校教育や文化的環境の影響を受けやすい。
→×

 ④ 新しい課題に対する探索的問題解決能力である。
→〇

 ⑤ 結晶性知能と比べて能力のピークが早期に訪れる。
→〇

結晶性知能は加齢による劣化の影響を受けない。

解答:③

<<参考>>
『誠信 心理学辞典』

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

誠信心理学辞典新版 [ 下山晴彦 ]
価格:6380円(税込、送料無料) (2021/7/26時点)

『公認心理師 完全合格問題集 2020年度版』

コメント

タイトルとURLをコピーしました