目標達成のための行動ができない人が見落としている『準備期間』の作り方

コーチング

ネットの情報、今の世の中の状況を考えていると「このままでいいのだろうか?」と不安になる人も多いかと思います。

それでなくとも、今の自分自身を考えたときに、「自分を変えないといけないのでは?」と明確にではなくとも、
なんとなく感じる不安もある人もいるかと思います。

しかし、何かをしようとしてもなかなか続かない。

そんな人も多いのではないでしょうか。

「新しいことを始める」

ストレスとは、環境の変化における心理的な反応です。
いつもと違うことをしようとするとき、良くも悪くもストレスになります。

変えようとするものが大きければ大きいほど、そのための行動がストレスになりやすくなります。

私もいろんなことを考えて、いろんな目標を設定して実行しています。

人それぞれ、向き不向きはあると思います。
人生をかけて、自分にあった成果を得られる行動方法を見つけていけたら良いですよね。

そんな中、私が個人的に行動しやすくなっているな~、と感じるトリガーがありますので、ちょっとご紹介いたします。

カウントダウン

私が自分の子どもを育てるときに良くかけている言葉、
そして、自分の道場で生徒たちをまとめるときにする魔法の言葉があります。

それが、「カウントダウン」です。

子どもたちに何かを始めて欲しいとき

子どもたちに集合して欲しいとき

子どもたちに注目して欲しいとき

など、よく使っていました。(もちろん乱用は控えます)

「はい、しゅうご~う!じゅう~、きゅう~、は~ち、なーな、ろ~く、ごぉ~・・・・」

と、ゆっくり余裕を持ったカウントダウンをしっかりと聞こえるように伝えます。

そうすると、なんと子どもたちは「ゼロ」になるまでに、達成しようと頑張ります。

私が、このカウントダウンをするときは、だいたい『達成できるだろう』と思っているときにしているので、
成功率はほぼ100%です。

私や、私の子ども、私の道場の生徒たちがたまたまそういう性質である可能性もありますが、
けっこう有効な手段だと思っています。

私の体験談

昨年4月末から毎日4分のHIIT(High-Intensity Interval Training)を始めて、もう1年以上が経ちます。

初めてやったときは、好奇心からできていたのですが、しばらくするとちょっとモチベーションが下がってきます。
HIITはかなりの負荷をかけるので、ちょっと億劫になることもあります。

そのとき、私の行動を助けてくれたのが、『タイマー』です。
そのときは単純にiPhoneのカウントダウンタイマーを使ってしました。

4分5秒に設定し、『開始』をタップします。

そうすると、

4分4秒・・・・4分3秒・・・・4分2秒・・・・

と、カウントダウンが始まります。

心情的には「賽は投げられた!」という感覚でしょうか。

私の場合は、このときに自然と体が動き出します。
動き出しさえすれば、そのときのHIITはできたも同然です。あっという間・・・ではないですが、4分はやり抜くことができます。

現在では、20秒→10秒インターバルを8セットの設定をしてくれるiPhoneのアプリを使っています。

これから試してみたいカウントダウンを考えてみましょう

私もこのブログに記述をするときとか、ついつい「書くこと」に難しさを感じてしまい、
「時間がかかるなぁ・・・」と時間を気にしてしまいます。
この「時間がかかるなぁ・・・」が動かなくなる大きな要因になりやすいです。

逆に、とりあえず「30分は書き続けてみよう」と30分のカウントダウンを始めると、完成はしなくとも執筆は続けることができます。

つまり「ブログを書く」ということができる自分になるために、その準備として「書く練習をする期間」を設けます。

まず、なんのための準備期間としてカウントダウンをするのかを考えていきましょう。

目標を達成するための下準備のためのカウントダウン

自分を変えるため、または自分の生活を変えるためなどの目標を設定すると思います。
今までコーチングしてきたクライエントの目標だと

「就職、または転職をする」

「副業を始めたい」

「新しい趣味を始めたい」

「結婚したい」

「新しい環境を作りたい」
などなど、個人個人にとって大事な一歩になります。

しかしながら、なかなかそのための行動ができません。
どうしたらその目的が達成するのか、やり方はわかるけど、行動がなかなか・・・という相談は多いです。

そんなときに始めるカウントダウンが「100日後に始める」というカウントダウンです。

以前『100日後に死ぬワニ』という作品が話題になりましたね。(面白そうと思いながらも、未だに拝見していません・・・)

死ぬまでのカウントダウンが始まり、思い残すことが無いように生きる、という話だと思っています。
世の中には同じような作品がドラマや映画でもたくさんあり、ほとんどが名作と言われるほどの評判もあると思います。

死ぬ準備をするためのカウントダウンがあるのであれば、
生まれ変わるための準備のためのカウントダウンもあって良いのではないでしょうか。

100日間何をするのか

それは、「目標を達成する自分が持っているモノを身に付ける」ということです。
少し分かりにくいですね。

例えば、

「転職」を目標としている人にとっては、

転職活動を自身を持って始められるという準備です。
自分が興味できる業界を探してみたり、
自分のやりたいことに関する知識を身に付けてみたり、
自分の苦手を克服する行動を始めてみたり、
100日後に「これを続けていれば、自分の目標を達成できる!」と信じられる状態を続けていくのです。

決して100日間猶予期間を与える、という感覚ではありません。

「新しい趣味を始めたい」
という方の場合、「100日間、1日1つ自分の知らないことについて調べる」ということをするのも良いでしょう。
人は何も考えてなければ、自分の慣れた行動ばかりをしてしまいます。
1日1日カウントダウンをしながら、100日新しいことをし続けます。

そして、100日後の自分が「100日間やりきった!」と自信を持って言えるようになれたらと思います。

私自身のカウントダウン

私もこの100日カウントダウンに挑戦してみようと思っています。
100日後にどうなっていたいのか、というと
1、本を読むことが当たり前になり、読みたい本を思うままに読むことができる→読書力を身に付ける

2、文章を書く力を持ち、発信する力を得られ、毎日ブログの更新ができるようになる→書く力を身に付ける

3、柔軟をすることが苦にならない身体になる→ストレッチをもっと気楽にできるようになる

どれも毎日やろうと、なんども挑戦してみましたが、なかなか毎日続けるということが難しかったです。
なので、「とりあえず100日間」どんな成果にこだわらず続けてみようかと思います。

特に3に関しては、ストレッチを奨励するものとしては、しっかりお手本になるような柔軟な身体を身に付けていたいということもあります。
100日後には
「そろそろ動画解説でも作ってみようかな」
と考えられる状態になっていたらと思っています。

このブログを読んでくださる方で、興味を持っていただけた方も、是非挑戦してみてください。

ただ、100日間のカウントダウンは本当に長いです。
3カ月以上の時間があります。
死ぬまでの時間としては、とても短く感じるかもしれませんが、
やったことが無い新しいことに挑戦する時間としては、長く感じるかもしれません。

でも、そんな長くも短くも感じることができる期間だからこそ、自分を変えられるのかもしれません。
そして、100日間も訓練を続けることができれば、「変わっていけそう」という自信も身につけられると思います。

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