【第3回公認心理師試験】問15 ケース・アドボカシー【過去問】

第3回公認心理師試験

【注意】下記は、私の受験時の考え方によるものであり、完全な解答ではないので、参考程度にしてもらえるとありがたいです。

解き方は、『知識(知ってるか知らないか)』『思考(基本的な考え方による判断)』『国語(文章からの判断)』の3種類で分けてみました。

問15 ケース・アドボカシーの説明として、正しいものを1つ選べ。

 ① 患者、医療側の説明を理解し、同意し、選択すること
 ② 医療側が、患者に対して行おうとしている治療について十分な説明を行うこと
 ③ 障害のある子どもと障害のない子どもを分けずに、特別な教育的ニーズをもつ子どもを支援すること
 ④ ある個人や家族がサービスの利用に際して不利益を被らないように、法的に保障された権利を代弁・擁護すること
 ⑤ 障害者が社会の中で差別を受けることなく、権利の平等性を基盤にして、一般社会の中に正当に受け入れられていくこと

解答速報:④

解き方:知識

アドボカシーが『権利擁護』のことだと知っていたので、同文言のある④をそのまま選びました。

 ① 患者、医療側の説明を理解し、同意し、選択すること

→インフォームド・コンセントのことなので×。

 ② 医療側が、患者に対して行おうとしている治療について十分な説明を行うこと

→インフォームド・コンセントのことなので×。

 ③ 障害のある子どもと障害のない子どもを分けずに、特別な教育的ニーズをもつ子どもを支援すること

→教育支援のことではないので×。

 ④ ある個人や家族がサービスの利用に際して不利益を被らないように、法的に保障された権利を代弁・擁護すること

→アドボカシーが「権利を代弁・擁護すること」なので〇。

 ⑤ 障害者が社会の中で差別を受けることなく、権利の平等性を基盤にして、一般社会の中に正当に受け入れられていくこと

→ノーマライゼーションのことなので×。

[BP]17,福祉に関する心理学-福祉現場における心理社会的課題と必要な支援方法-障害受容、障害者支援、合理的配慮、共生社会、ノーマライゼーション

『アドボカシー』という単語について、かなり早い段階から学習していたのですが、何から得た情報なのかがわかりません・・・。

iPhoneのアプリでフラッシュカードを使っているのですが、公認心理師の専門用語学習の2番目に登録されていました。

もしかしたら、現任者講習会で知った言葉かもしれません。

【追記】

過去の学習ノートやメモをひっくり返して見ていくと、

公認心理師 現任者講習会テキスト改訂版で学習していたようです。

P31のコンピテンシーの表に機能コンピテンシーのひとつとして記載がありました。おそらくここから「アドボカシーって何?」と思って調べていったと思います。

2020年2月までは、現任者講習会のテキストを熟読しながら網羅していこうとしていたんですよね・・・・。

その学習が活きていました!

コメント

タイトルとURLをコピーしました