【第3回公認心理師試験】問104 神経性やせ症/神経性無食欲症【過去問】

第3回公認心理師試験

【注意】下記は、私の受験時の考え方によるものであり、完全な解答ではないので、参考程度にしてもらえるとありがたいです。

解き方は、『知識(知ってるか知らないか)』『思考(基本的な考え方による判断)』『国語(文章からの判断)』の3種類で分けてみました。

問題

問104 神経性やせ症/神経性無食欲症の病態や治療について、正しいものを1つ選べ。 

 ① うつ病が合併することは少ない。
 ② 未治療時は、しばしば頻脈を呈する。
 ③ 無月経にならないことが特徴である。
 ④ 心理社会的要因に加え、遺伝的要因も発症に関与する。
 ⑤ 未治療時に、しばしばリフィーディング症候群を発症する。

解くときの考え方

解き方:知識

過去問:
第1回 問101
第1回追試 問27

 ① うつ病が合併することは少ない。
→うつ病が合併することはあるが、少ないかどうかの判断が難しい・・・。△

 ② 未治療時は、しばしば頻脈を呈する。
→頻脈:心拍数が増加している状態。所見症状としては徐脈(心拍数が減少している状態)がある。×

 ③ 無月経にならないことが特徴である。
→無月経になることはある。×

 ④ 心理社会的要因に加え、遺伝的要因も発症に関与する。
→遺伝的要因と環境(社会)的要因が関与している。○
<<参考>>
MSDマニュアル
神経性やせ症

 ⑤ 未治療時に、しばしばリフィーディング症候群を発症する。
→治療しようとして発生するのがリフィーディング症候群を発症すると考えらえれるので、×。

リフィーディング症候群
慢性的な栄養不良状態が続き高度の低栄養状態にある患者に、いきなり十分量の栄養補給を行うことにより発症する一連の代謝合併症の総称

解答:④

<<参考>>
『公認心理師 完全合格問題集 2021年版』

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