いずれストレスに負けてしまう人の生活とそうでない人の生活の違いとは

セルフケア

今現在、私は寝る前に5つの感謝することを書く、という習慣を実践してみています。

いろんな本やいろんな人が「寝る前に良いこと、感謝することを書く」ということが、セルフケアにおいてとても良いということを訴えています。

本を読んで、「なるほど!実践してみよう!」と思う方はたくさんいるかもしれません。

しかし・・・、みなさんどうでしょう?

なかなか難しく感じる方も多く、いつの間にかやらなくなった、という方もいるのではないでしょうか。

私もやってみて思ったことは、
「確かに、この習慣が実践できたら、心理的には安定していけると思えるが、かなり難易度が高い」
ということでした。

簡単に書ける日もあれば、なかなか書けない日もあります。
私の場合、5つという数が問題なので、1つでも良いとするともっと続けやすいとは思います。

簡単に書ける日が多くなれば、続けることもでき、
続けることができれば心理的な安定も得やすくなっていきます。

でも、もしかしたらその逆もあるかもしれないのです。

心理的な安定があり、良い環境に身を置けているから、1日5つの感謝することが書けるのかもしれません。

1日に5つの感謝を書くことで、心理的な安定と周囲への感謝の気持ちが高まり、良い環境が作れる

良い環境が作れているから、周囲への感謝の気持ちも持つことができ、心理的な安定が得られ、1日に5つの感謝が書ける。

実は、これどちらが正解ではなく、どちらも正解だと思います。

一番効率よく、生活を良くしていくには、
良い環境を作る
1日5つの感謝を書く
同時に実践していくことで。

さて、今回は『良い環境を作る』についてお話ししていきたいと思います。

まず、『環境』とはここでは「自分の生活を構成するコミュニティ」という考え方をしていきます。


例えばこんな感じ。
図では、家庭と仕事の2つのコミュニティを表現しています。
仮にこの方をAさんとしましょう。

Aさんは家庭を持ち、仕事に就いており、毎日がそのどちらかのコミュニティでの生活を送っているという方になります。
平日は仕事をしており、休日は家族と過ごす。
接する人間関係は、職場の人間関係と家庭の人間関係のみという状態です。

さて、Aさんがあるとき、会社でトラブルが発生してしまったとしましょう。
人間関係のトラブルなのか、仕事のトラブルなのか、あるいはその両方か。

そうなると、Aさんの生活はこのような状態になってしまいます。


仕事がうまくいっておらず、家庭には問題が無い状態。
見ての通りAさんの生活の半分がうまくいっていない状態になってしまいます。

この状態が続くと仕事に行くことに対して気が重くなったり、
日曜の夕方から憂鬱な気分になったりすることもあります。

それだけなら良いのですが、もしこのAさんが、奥さんともあまり仲が良くなかったり、子どもとの関係性が悪かったりすると、

このように、生活の全部がうまくいっていない状態になってしまいます。

仕事と家庭の両立、とはどちらもうまくいっている状態を維持するということです。

仕事だけがうまくいっていないとしても、その影響は家庭にも現れることは多々あります。
同じ一人の人間なので、コミュニティによって完全に切り替えることはとても難しいです。

これが家庭が無い人だったりすると、

このような状態になってしまい、仕事が生活に及ぼす影響はそのまま自身の生活の質になってしまいます。

しかし、中には仕事と家庭、両方ともそんなにうまくいっているように見えない人でも、それなりに過ごせている人もいます。
どんな人かというと、他のコミュニティがある人です。

社会人になって、よく「趣味を持った方が良い」「社外の人との交流があった方が良い」と言われることもあると思います。

Aさんもそう考え、スポーツクラブに通ったり、学生時代の友人と飲みに行ったりすることにしました。
それは新しい刺激もあり、昔の友人と楽しい話をすることができ、良い時間が過ごせたと感じることができました。


それを図で表現すると、このようになります。

趣味のコミュニティがあったり、(仕事・職場の友人ではなく)学生時代の友人との交流があったりすると、コミュニティの構成が変わります。
上記の図でいえば、家庭と仕事はうまくいっていなくても、生活の半分はうまくいっている状態になり、
心理的な安定が図れ、生活をある程度うまくいかせることができます。

ここまで読んでいただいた方の中では、

「いやいや、趣味や友人関係は楽しめてるけど、やっぱり良い環境だとは思えないよ・・・・。」
と感じる方もいると思います。

実はその通りで、このコミュニティ構成にはもう一つ『重要度』という考え方があります。

自分にとって、どのコミュニティがより重要だと感じるかの感覚です。

このAさん、最初は気持ちの安定も図れていたのですが、段々と落ち込み始めました。


図で表すとこのようになります。

家庭、趣味、友人はとても良い状態だったとしても、
例えばこのAさんがとても仕事熱心で、責任感の強い方だったり、仕事上重要な役割を担っていたりする場合、
仕事の重要度は大きくなり、生活に大きな影響を与えてしまいます。

そうすると、Aさんの生活の80%がうまくいっていないという状態になります。

趣味を楽しむということは、100%うまくいっていない状態を避けることはできますが、
それでも一時的な逃避にしかならないこともあります。

それはその人の性質によって変わってきます。

自分にとって何が重要なのかをしっかりと考えることが、適切な『ワーク・ライフ・バランス』を得ることにもつながります。

さて、冒頭の私が実践している「1日に5つの感謝を書く」ということについては、
うまくいっているコミュニティがあればあるほど書きやすくなります。

また、重要度の高いコミュニティがうまくいっていることでも書きやすくなります。

これが、良い環境にいると1日5つの感謝を書きやすくなる、という理由でもあります。

しかし、毎日全てのコミュニティと関わることは難しいと思います。
関わるコミュニティが少ない日は、やはり「1日に5つの感謝を書く」が難しかったります。

おすすめコミュニティについて

最後に、

「私はコミュニティが少なく、今更新しい習い事を増やすことも難しいんです・・・」

というような方にお勧めのコミュニティをご紹介します。

すでに皆さんもご存じだと思いますが、

『SNS』と『オンラインサロン』

です。

日常的にすでに満足しているコミュニティに所属できている人は、あまりSNSなどには熱心になれないという方も多いのではないでしょうか。

ただ、SNSは『コミュニティ』として質を維持するのは難しそうな気がします。

そこで、『オンラインサロン』の方は比較的やりやすいのでは無いかと思います。
選び方も難しく、入会するのにも勇気はいると思いますが、
生活において、なんとなく心理的に満たされないと感じる方など、新しく始める何かの一つとして、試しにオンラインサロンへの入会も検討されてみると良いかもしれません。

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